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memo

絵も描いていた。

 約4ヶ月ぶりの更新である。
 決して怠けていたわけではない。気持ちがしばらく別の方向に向いていただけだ。楽しいこともあった。特にTSUTAYAカードを作ったことは大事件だった。しかしそれを日記に書く気にはなれなかった。そんなことを書いてもしょうがないと思ったのだ。
 しかしそのTSUTAYAカードという平凡なアイテムから、今回はなんとか話を広げて書いてみようと思う。

 TSUTAYAカードを使えば全国のTSUTAYAでCDやDVDをレンタルすることができる。この2ヶ月でいろいろな映画を見た。名作と呼ばれる映画をすべて見ようという計画に着手し始めたのだ。映画の名作は鑑賞するのにそんなに時間がかからない。勢いで断言してみたが、文学作品と比べたらそう言えると思う。文学の鑑賞は極めて能動的なので、自分の場合、本当に読みたい作品以外はちっとも読み進めることができない。それに比べて映画鑑賞は2時間程度集中して観れば確実に終わる。途中でスナック菓子を食べても良い。

 自分の部屋にはテレビがないのでパソコンで観る。電灯を消し、ヘッドホンを付ける。画面をフルスクリーンにする。これが私の映画鑑賞スタイルだ。多分どこの家庭も同じだと思うが。本当は明るい部屋で画面から適度に離れて観るのが目にはいいらしいが、そんなことをする人間がこの世にいるのだろうか。たまに「これは絶対に感動しないだろうな」と思う映画を見るときは電気を付けてヘッドホンもしない。といって今、ひとつ例を挙げようと思ったが何ひとつ浮かばなかった。絶対に感動しないだろうなと思う映画だなんて失礼な話だ。よく考えたら「シャーク・テイル」も完璧な装備で真剣に観たんだった。

 俳優のジャック・ブラックにハマったのはTSUTAYAカードを作って1週間後くらいからだったと思う。彼を最初に観たのは『バーニー 〜みんなが愛した殺人者〜』という映画だ。わりと最近公開された作品で、映画館で観ようと思っていたがタイミングがなくて見逃していたのを、TSUTAYAの準新作コーナーで見つけて借りたのだ。一応コメディ作品なのだが、自分はけっこう内容に衝撃を受け、見終わったあと「バーニー」について検索してしまった。ただし映画「バーニー」のことではなく(それもあるが)、実在する「バーニー・ティーディ」という人物についてである。この映画は実際にアメリカのテキサス州で起きた殺人事件をモデルにしたものなのだ。バーニー・ティーディ役をコメディ俳優のジャック・ブラックが演じている。

 映画については観てもらった方がいいと思うので特に記さないが、それ以降ジャック・ブラックが好きになり、出演映画はほとんど観たし、彼がやっているバンド「テネイシャスD」の初来日ライブまで観に行ってしまった。ついに英語の勉強を本当にする気になった。ライブ映像などを見てもトークで何を言っているのかわからないからだ。文法うんぬんではなく圧倒的に単語力が足りないと感じた。とりあえずツイッターで定期的に英単語をプッシュしてくれるアカウントをフォローした。今のところ効果は全く感じていない。

 映画を毎晩のように観ているとさすがに時間がなくなる。今までどうりお笑いや音楽のライブもみている上に、もうひとつ趣味が加わってしまったのだ。英語の勉強なんていつすれば良いのだろう。日記もまた週一で書いていきたいと思っている。しかし曜日ごとに時間割を決めればきっと出来るはずだ。そういえば股関節を柔らかくするために股割りもしている。熱帯魚のベタも飼い始めた。無印良品が好きだ。かりんとうが食べたい。

 私はいったい何になろうとしているのか。やりたいことが多すぎる。時間はないが充分な睡眠もとりたいし。しかし上手に時間を使わなければ結局何も得ることはできないのだ。英語の勉強を始める人間の股関節が柔らかい必要が一体どこにあるというのだろう?まずないと思う。このふたつの両立はおかしい。バレエダンサー目指してないし。
 しかし体はなんとなく柔らかくなってきている。

 
# by msk_khr | 2014-12-17 01:02 | 日々のこと