未来研究についてのはなし②
表題作「未来研究」について。
元ネタは大学生の頃に作っていたのですが、それを大幅に書き直して完成させました。
3ページ使ったこの作品、もともとは最初のページにテキスト、次の見開きで下の図画が入る予定でした。

しかし冷静に見てみるとあまり面白くないというか、やっぱり絵は手描きの素材の方がいいな、と思ってボツにしました。斜めに入っているグラデーションはレインボーカラーのマスキングテープをきれいにノートに貼って、モノクロ変換したものです。もしテキストのない絵だけの作品だったらこれでもありかと思うのですが、文章を読んだあとに見ると妙に淡白な感じになってしまう気がしたので掲載をとりやめました。
結局、テキストをグラフィックに組み込む、というアイディアで落ち着きましたが、「未来研究」収録作品全体に流れる「崩壊ー再生」の連鎖的イメージが、ビジュアル的に何となく表現できたかなと思っています。
題名については4作品の中でいちばん頭を悩ませ、途中まで「地球がほろびたら」というクソださい仮題で保存していました。本当に題名の付けようがなかったので文中から抜き出したのですが、内容と少しずれても構わないから響きの良いものを、と考え直すことにしました。
毎日考えているうちに「未来考証」という言葉が浮かび(「時代考証」から発想しました)、いろいろと調べていったら「未来学」という言葉があると知り、ようやく「未来研究」という言葉に辿りつきました。ウィキペディアは本当に便利です。「未来学」を研究する「未来学者」という人たちもいるようです。参考文献としてリンクを置いておきます→★なかなか面白いことが書いてありますので興味のある方は読んでみて下さい。
〜次回へつづく〜
元ネタは大学生の頃に作っていたのですが、それを大幅に書き直して完成させました。
3ページ使ったこの作品、もともとは最初のページにテキスト、次の見開きで下の図画が入る予定でした。

しかし冷静に見てみるとあまり面白くないというか、やっぱり絵は手描きの素材の方がいいな、と思ってボツにしました。斜めに入っているグラデーションはレインボーカラーのマスキングテープをきれいにノートに貼って、モノクロ変換したものです。もしテキストのない絵だけの作品だったらこれでもありかと思うのですが、文章を読んだあとに見ると妙に淡白な感じになってしまう気がしたので掲載をとりやめました。
結局、テキストをグラフィックに組み込む、というアイディアで落ち着きましたが、「未来研究」収録作品全体に流れる「崩壊ー再生」の連鎖的イメージが、ビジュアル的に何となく表現できたかなと思っています。
題名については4作品の中でいちばん頭を悩ませ、途中まで「地球がほろびたら」というクソださい仮題で保存していました。本当に題名の付けようがなかったので文中から抜き出したのですが、内容と少しずれても構わないから響きの良いものを、と考え直すことにしました。
毎日考えているうちに「未来考証」という言葉が浮かび(「時代考証」から発想しました)、いろいろと調べていったら「未来学」という言葉があると知り、ようやく「未来研究」という言葉に辿りつきました。ウィキペディアは本当に便利です。「未来学」を研究する「未来学者」という人たちもいるようです。参考文献としてリンクを置いておきます→★なかなか面白いことが書いてありますので興味のある方は読んでみて下さい。
〜次回へつづく〜
by msk_khr
| 2012-12-05 04:07
| 本について