トレモロについてのはなし⑤
「2011年12月5日のドローイング」と「2012年5月16日のドローイング」について。
この見開きのページはいちばん紆余曲折がありました。前者の素材は軽やかで楽しい感じなので、「音楽の終わり方」のあとに見開きで入れるつもりでいたのですが、次のページに「2012年6月14日のドローイング」を予定していて、その透けた色が絵を邪魔してしまうために左ページに暗めの絵を持ってこなければならなくなりました。
(「六つの質問」を入れたのも前ページの絵の裏透けが気にならないようにするための工夫だったりします。)
両ページとも、裏から透けているグレーの形も絵の一部として考えているので、いっしょに見ていただけるとうれしいです。
前者の原画はこちら。後者はこちらです。
「2012年6月14日のドローイング」について。
「トレモロ」のページ作りに取りかかったのがこの日付の前後で、「ドローイングのページも入れよう」と思ってとりあえず最新のドローイングをモノクロで印刷してみたらなかなか良い感じになったので、そのまま採用となりました。いちばん最初にできて、最後まで変更点のなかったページです。
「トレモロ」の綴じ方はホッチキス留めですが、それにもひとつ理由があり、このページを見開きでまっすぐな長方形の絵に見せたいというねらいがありました。普通の単行本のような、背にのりを付けた綴じ方だと、完全に平らに開くことができなくなります。今度本を作るときは印刷所に頼もうと思っているので、このような絵の見せ方は今回限りです。
原画はこちらのページに載っています。
〜次回へつづく〜(そろそろ終わります)
この見開きのページはいちばん紆余曲折がありました。前者の素材は軽やかで楽しい感じなので、「音楽の終わり方」のあとに見開きで入れるつもりでいたのですが、次のページに「2012年6月14日のドローイング」を予定していて、その透けた色が絵を邪魔してしまうために左ページに暗めの絵を持ってこなければならなくなりました。
(「六つの質問」を入れたのも前ページの絵の裏透けが気にならないようにするための工夫だったりします。)
両ページとも、裏から透けているグレーの形も絵の一部として考えているので、いっしょに見ていただけるとうれしいです。
前者の原画はこちら。後者はこちらです。
「2012年6月14日のドローイング」について。
「トレモロ」のページ作りに取りかかったのがこの日付の前後で、「ドローイングのページも入れよう」と思ってとりあえず最新のドローイングをモノクロで印刷してみたらなかなか良い感じになったので、そのまま採用となりました。いちばん最初にできて、最後まで変更点のなかったページです。
「トレモロ」の綴じ方はホッチキス留めですが、それにもひとつ理由があり、このページを見開きでまっすぐな長方形の絵に見せたいというねらいがありました。普通の単行本のような、背にのりを付けた綴じ方だと、完全に平らに開くことができなくなります。今度本を作るときは印刷所に頼もうと思っているので、このような絵の見せ方は今回限りです。
原画はこちらのページに載っています。
〜次回へつづく〜(そろそろ終わります)
by msk_khr
| 2012-08-11 21:59
| 本について