それと1年に1枚くらいはタブローも描いていきたい
pixivに自分のリトグラフの作品を載せてみました。自分の絵柄はわりとマンガ的というか、特に人の描き方は丸っこくて、格式高い「芸術」という枠組みにはあまり適していないような、最近そんな気がしてきています。コミック系のイラストが多く投稿されているpixivに載せたら、どういう反応が返ってくるのか気になったし、これから新しく、ペンやマーカー、アクリル絵の具など、ポップな画材を使ったポップなイラストも描いて投稿していけば、作家としての幅を広げることができるんじゃないかと思ったのです。
大学では幾何学的な作品を多く描いていましたが、卒業後「もともと描きたかった絵を描こう」と思って作った作品が「図書館」という最初のリトグラフです。自分の中では恥ずかしいくらいにポップな絵です。最初は「渡り鳥」というタイトルを付け、怪盗のような人物がいろんな場所を渡り歩き、その一場面を切り取っていくようなシリーズを考えていました。結局図書館の場面を描いただけでやめてしまいましたが、そのように複数の絵の中に共通の人物が登場する、つまり「キャラクター」のいる連作を描いてみたい、という思いが近ごろ強くなってきています(今まで作品の中の人物は、すべて特徴のない「誰か」という意識で描いてきたのです)。

「図書館」
リトグラフの作品はより「芸術」的な美しさを目指して、丁寧に、スローペースで作っていきます。1日1枚描いているドローイングは感覚が鈍らないようにするための基礎練習。これからはそれに加え、ウェブサイトに「イラストレーション」のページも作るつもりです。描いたイラストは印刷所に頼んできれいにプリントして、500円くらいの安価でコミティアとかで販売し、たくさんの人に自分の絵を買ってもらいたいです。一点もののオリジナル作品に高い値段を付けて売るよりも、本やCDのように大量生産をして、適切な値段を付けて多くの人に所有してもらう方が、自分の目指す作家像に近いんじゃないかと思うわけです。
大学では幾何学的な作品を多く描いていましたが、卒業後「もともと描きたかった絵を描こう」と思って作った作品が「図書館」という最初のリトグラフです。自分の中では恥ずかしいくらいにポップな絵です。最初は「渡り鳥」というタイトルを付け、怪盗のような人物がいろんな場所を渡り歩き、その一場面を切り取っていくようなシリーズを考えていました。結局図書館の場面を描いただけでやめてしまいましたが、そのように複数の絵の中に共通の人物が登場する、つまり「キャラクター」のいる連作を描いてみたい、という思いが近ごろ強くなってきています(今まで作品の中の人物は、すべて特徴のない「誰か」という意識で描いてきたのです)。

リトグラフの作品はより「芸術」的な美しさを目指して、丁寧に、スローペースで作っていきます。1日1枚描いているドローイングは感覚が鈍らないようにするための基礎練習。これからはそれに加え、ウェブサイトに「イラストレーション」のページも作るつもりです。描いたイラストは印刷所に頼んできれいにプリントして、500円くらいの安価でコミティアとかで販売し、たくさんの人に自分の絵を買ってもらいたいです。一点もののオリジナル作品に高い値段を付けて売るよりも、本やCDのように大量生産をして、適切な値段を付けて多くの人に所有してもらう方が、自分の目指す作家像に近いんじゃないかと思うわけです。
by msk_khr
| 2012-04-07 23:54
| 日々のこと