七夕の夜
職場でちょっとした打ち上げがあり、終電で家に帰った。シャワーを浴びたあとパンツを履き、冷蔵庫に冷やしてあった缶ビールを開けた。
小腹がすいていたので冷蔵庫の中を漁った。スーパーで買っておいた海老入りかき揚げ(¥100)の消費期限が少し過ぎていたので、早いうちに食べてしまおうと思って電子レンジで温めた。このかき揚げは温かいご飯にのせて、かき揚げ丼にするつもりで取っておいたものだった。麺つゆや醤油、きざみ海苔、すり胡麻、マヨネーズなどを適当に加えることで、低予算ながらも立派な夕食となる。しかし肝心の米を炊いていなかったので、僕は初めてかき揚げを単品で食べてみることにした。
レンジで温めている間にパソコンを起動した。特に目的は無かった。深夜2時、扇風機の風にあたりながら、パンツ一丁でインターネットをしつつ、かき揚げをつまみにビールを飲む。たとえ米がなくても、ふたつの相性は抜群だということがわかった。そして空が明るくなり始めた頃に歯を磨いて寝た。
そんな24歳の夏だった。
小腹がすいていたので冷蔵庫の中を漁った。スーパーで買っておいた海老入りかき揚げ(¥100)の消費期限が少し過ぎていたので、早いうちに食べてしまおうと思って電子レンジで温めた。このかき揚げは温かいご飯にのせて、かき揚げ丼にするつもりで取っておいたものだった。麺つゆや醤油、きざみ海苔、すり胡麻、マヨネーズなどを適当に加えることで、低予算ながらも立派な夕食となる。しかし肝心の米を炊いていなかったので、僕は初めてかき揚げを単品で食べてみることにした。
レンジで温めている間にパソコンを起動した。特に目的は無かった。深夜2時、扇風機の風にあたりながら、パンツ一丁でインターネットをしつつ、かき揚げをつまみにビールを飲む。たとえ米がなくても、ふたつの相性は抜群だということがわかった。そして空が明るくなり始めた頃に歯を磨いて寝た。
そんな24歳の夏だった。
by msk_khr
| 2011-07-08 23:18
| 日々のこと